次の「GAFA」が日本から生まれないのは…

2021/01/13

投資


企業の大きさだけが決して全てではありませんが、時価総額の競争においては日本企業は完全に米中のテクノロジー企業や世界の名だたるグローバル企業の後塵を拝するようになってしまいました。

日本企業の技術やノウハウは最先端を走っているものも多くある一方で、それを統合して最終製品にする力がなかったり、なまじ古いものや制度でも大切に使い続け維持してしまうことによって、多様性に欠けイノベーションが阻害されているといった論調をよく耳にします。

それは本当にその通りで、成功している企業や国は移民の力を最大限活用しております。正直、日本は平和で恵まれているため日本人はハングリー精神に欠けております。(途上国から帰ってきたり、留学生を迎え入れたりすると痛感します)

まぁこれから日本が相対的に貧しい国になって行くことでハングリー精神が旺盛なチャレンジをする国に生まれ変わって行くのかもしれませんが、それはあまり良い国の発展とは言いづらいかもしれません。

やはり本当に革新的な発展のためには、清濁併せ吞む強さが求められているのです。

ちょうどGAFAが米国の次期民主党政権の意向で解体されるかもしれないので、次の覇権企業うちの一社くらいは日本から出てきて欲しいものです。

温水便座が世界のスタンダードになるような感覚で、日本の突き抜けた何かが世界を席巻することを期待しております。

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