日経平均が30年半ぶりに3万円台に回復したりと、緩和マネーが様々なアセットに向かっているようですが、芸術の世界も爆発する勢いでアート投資が熱を帯びてきているようです。
芸術を爆発させるよりも、下半身が暴発している方が多いと思われる株式投資界隈ではありますが、アート投資の利回りはS&P500指数の平均リターンを上回ると言われております。
もっともペーパーアセットとは異なり簡単に売り買いできる世界ではなく、見極めも株式以上に難しく、運やセンスに加えめぐり合わせも必要な世界です。
特に現代アートは場合によっては投機そのものです。例えばピカソの陰毛一本に5,000万円の価値がつくかもしれませんが、見た目はあなたに生えているそれと大差はないはずです。
今はアート市場もあまりお買い得ではありませんが、不景気に買い漁れば投機的な株式投資など目ではないほどの爆益を手にすることができます。
もっともアート投資の魅力は所有欲を満たす部分が大きいのだと思います。また、アーティストの支援や美術館への寄贈など、公益的な役割もあります。
アート作品は投資対象としても魅力ではありますが、本物を鑑賞することこそが人生の質を高める一番の自己投資です。
意外と身近なところに爆益へのインスピレーションにつながる作品が展示されている可能性があります。
綺麗な4KディスプレイでゲームやAudioVisual鑑賞をするのも楽しいですが、ぜひ美術館や博物館にも足を運んでいただけると、書籍以上の投資のヒントに巡り会えるかもしれません。
