緩急をつけた買い入れが鍵

2021/02/18

ETF


当ブログは傍流インデックス投資推奨ブログですので、投資を始めた途端の一括投資もドルコスト平均法も割と信用しておりません。

だいたいにおいて投資を始めようと初心者が参入してくるのは株高で過熱気味の時が多く、割高な状態で掴まされるケースが後を絶たないからです。

また、ドルコスト平均法は非常に合理的な手法ですので、この買付手法にキャッシュポジションも含めたパフォーマンスでアウトパフォームするのはかなり難しいのですが、日々の相場に少しでも興味があるのであれば、割高局面で無理に高値掴みをする必要はない気がします。(やはり投資は買値が重要です)

投資にはあまり興味がなく仕方なく資産運用をしなければならないという方にとっては、世界株のドルコスト平均法(資産に余裕のある場合は一括買付)と金利が復活した場合は債券のポジションを多少取って放置するのが最適解だと思いますが、投資ブログが気になるレベルに投資に興味のある方にはまだまだ伸び代がある気がします。

日銀のETFの買い入れ方針に変化が出てきているようですが、これは個人投資家にとってはチャンスです。日銀に刈り取られていた買い増しのタイミングが出てくるからです。

もちろん日銀のETFの買い入れの担当者(受託先機関?)があまりに敏腕すぎて個人投資家の付け入る隙すらなければ、チャンスは巡ってきませんがそれはそれで間接的に年金に良い影響がもたらされますし、おそらく人間が買い入れの判断に絡む以上(仮にAIが判断しても同様です)揺らぎやミスが生じます。

せっかく投資に興味があるのであれば、多少の緩急をつけた投資をした方が意外とパフォーマンスは向上したりするものです。(ただしアンダーパフォームの可能性も出てくるので責任は自分で負いましょう)

己を信用するのであればアクティブに、市場に任せたいのであればパッシブに、大枠を外さなければどちらの手法であってもしっかりと資産形成は可能です。

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