「現金はゴミ」はレイ・ダリオ氏の持ちネタですが、テスラのイーロン・マスク氏はそこから一歩進み「ビットコインはほぼゴミ」ということを提唱しているようです。
言い回しのちょっとした違いですが、実質金利がマイナス状態の法定通貨に対する警鐘としてこの言い回しを使っており、ビットコインはゴミでも現状の現金よりはマシというニュアンスが含まれているとのこと。
その僅かな違いがビットコインの高騰につながっているという見解のようです。（やはり本命はネタ枠のドージコインということです）
マスク氏の発言からはテスラがS&P500指数採用銘柄であることを意識しての動きであることが伺い知れます。
最近のマスク氏の言動は非常に示唆に富むものが多く、ペイパルマフィアの雰囲気が戻ってきた感じがします。
出典元の記事からは、マスク氏は自身がエンジニアとしての事業家であることに誇りを持ち、テスラ以外の上場株式には一切投資していないことを強調し、投資家に落ちぶれていないことを強調しております。
自分自身の事業に専念できることの強さを感じるとともに、事業家にとっては現金もビットコインも手段であってそれを利用して何かを成し遂げなければやはりゴミなのでしょう。
過激な言い回しではありますが、通貨に対するマスク氏のスタンスは非常に共感できる内容でした。
