公共投資からの自律

2021/03/11

ブログ


時間が止まったような喪失感の中を過ごしていても、世界は物凄いスピードで発展を遂げ変わり続けて行きます。

日本は既に衰退国家となり、成長から取り残されてしまったのかという問いに対して、日本人はどこか他人事です。

当事者意識が欠如している気がしないでもないですが、それは決して個人の責任だけではなく社会を取り巻く不安や停滞感がそうさせている気がします。

この停滞感を払拭すべく国は様々な施策を試みて来ました。それが原動力となり再生につながることもあります。

ただ、いつまでも親方日の丸で政府の公共投資や補助金に頼っていても、それは永遠に続くものではありません。

日本人の個人の資産運用の問題も、キッカケは老後2000万円問題であろうとNISA制度だろうとなんでも良いのです。

国や社会の問題提起に対して、自分自身がどう考えそして実際に行動に移せるかなのです。

東日本大震災は大きな爪痕を残しました。その教訓から学ぶべくは何も防災だけではないはずです。

投資も所詮は自律のための手段の一つにすぎません。

しかしながら、経済復興のための投資を他人事ではなく自分のこととして捉えることで見えてくる景色もあるのです。

当時、被災地を巡った経験は、自身の人生にも大きな影響を与えました。

その時の写真を、まさかこんな適当ブログに利用することになるとは思ってもおりませんでしたが、何か伝わるものがあれば幸いです。

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