金儲けがうまい人に知ってほしい「内村鑑三」

2021/03/17

書評


以前にアマゾンのベゾス氏の宇宙開発ネタの際に紹介した、内村鑑三氏の講演を書籍化した『後世への最大遺物』が、現代語訳され佐藤優氏が解説を加えた新刊『人生、何を成したかよりどう生きるか』として発売されたそうです。


一応新刊ですので、Amazonアソシエイトのリンクを貼っておきますが、賢明な投資家の皆様におかれましては旧版の青空文庫のリンクから無料でお読みいただくことをお勧めいたします。

要は財産を築く才能と有効に使う才能は別のものであり、お金を後世に遺す人は、財産を築いて、有効に使うという二種類の才能がなければいけないということを説いております。

資産家と事業家は別物で、お金持ちには事業に投資することが求められ、金儲けの才に恵まれなかったり財産を有効に活用できない人は、事業を行い後世に遺すべきとのことです。

今回紹介した新刊の発行元である文響社は、『うんこドリル』でクソ儲けておりますが、クソみたいなマネタイズで資産を築き、下手クソな事業投資でお金を溶かして行くのは、どの業界でも共通する現象なのかもしれません。

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