本日の東京時間は野村ホールディングス【8604】が叩き売られ、欧州時間に入るとクレディ･スイス･グループ【CS】がかなり下落しているようですが、既出の報道の通りヘッジファンドの追証に巻き込まれたようです。
先週末、S&P500指数のヒートマップをよくチェックされている方は既にお気づきかと思われますが、テスラの下落が可愛く見えるレベルでバイアコムCBS【VIAC】とディスカバリー・コミュニケーションズ【DISCA】がナイアガラの滝状態でした。
その原因だと目されているのが投資銀行やヘッジファンドのブロック取引です。
当ブログでは、比較的難易度が高めの金融株とメディア株は危険な事例として登場させることが多いですが、その二つがかけ合わさった「混ぜるな危険」的な香ばしいニュースです。
投資銀行は給与が抜群に良いですし、メディアも人生捨てているのであれば非常に楽しい環境ですので、就職先としてはオススメ？ですが、投資先としては非常に気をつけた方が良い銘柄群です。
クソみたいな仕事をしておきながらその責任を株主側に転嫁するのは、金融機関もメディアも非常に長けております。
そういう海千山千な企業よりも、株主還元に積極的な銘柄や成長の望める業界に目を向けた方が、精神衛生上も良い投資ができる気がします。
