高値回避投資デビュー法

2021/03/04

投資


相場が良いと株式投資デビューをする方も増えてきますが、決まって地合いが悪くなり含み損を抱えるのがお決まりのパターンです。

当ブログの読者層は投資初心者よりも、投資ブログを書くくらいに知識や意欲がある方がほとんどですので、あまり参考にならない話題かもしれませんが、高値圏の際に投資を勧める手立てを考えてみました。

出典元の記事は、投信の提供者サイドから書かれておりますので「長期積立投資はいつ始めたらいいですか?」「今でしょ!」という答えになってしまいますが、高値圏でも積み立てていくやり方は非常に合理的です。

ただ、もし付け加えるとするのであれば高値圏からスタートする際は積み立ての枠と自身で判断し買付する枠の二つを設けて始めると、より良い投資経験をすることができるかもしれません。

割と暴落時は一括買付を既存の投資家は勧めますが、投資を始めたばかりの方にはハードルが高いものです。

逆に相場が順調な時は、試しに購入した銘柄や金融商品が思った以上に上昇し、それに味を占めて投入額を増やした途端下落に巻き込まれるというパターンが一般的です。

もちろんその時の株価が高いか安いかなどは後から振り返ってみて初めて分かるものではありますが、その時の相場の過熱感は市場の出来高や報道でなんとなくは掴めるはずです。(コロナショックの底と、先月半ばくらいまでの上昇基調の相場が全く同じように感じる方は少ないと思います)

タイミングを計らない積み立て投資と、自身の手で実際に手を動かして売買をしてみてそのパフォーマンスを比較することで相場観を掴むのです。

資金効率は悪くなりますが、実際に相場の中で自身が身動きできるかを試してみるのです。

アクティブ運用も向き不向きがあり、自身に適性を感じるのであれば勝負をするべきですし、上手いファンドマネジャーと出会えればアクティブファンドの活用も一つの手かもしれません。

ただ、長期でインデックスにアウトパフォームするのは難しい世界ですので、アクティブ運用を通してパッシブ運用の有効性を実感してからインデックス系の商品で運用すると、より納得の行く運用ができるかもしれません。

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