
今週は週末にかけ米国市場が休場でしたが、三指数とも上昇しダウ平均は0.24%、ナスダック総合指数は2.6%、そして1.1%上昇したS&P500指数は終値で大台の4,000を超えましたね。
それでは今週の週間報告です。

全体で35.78%のプラスです。
先週末時点では、443,267円、31.65%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+125,674円)※4月分50,000円の買い付け分が含まれます。
指数自体が最高値を更新していることもあり、当たり前かもしれませんが大きく上昇しましたね。
当ブログはNISA制度を活用して海外への投資(主にドル資産)を推奨し、実践してみてこの報告で成績を晒しておりますが、NISA制度の利用者は必ずしもつみたてNISAの対象商品への投資はせず、むしろ国内の高配当銘柄や投機的な動きをしている銘柄で一山当てようとしているかのような銘柄が証券会社の買付・出来高・保有残高ランキングに並んでおります。
もちろんこういった手法でタイミングを制し大金を手にする方も一定数は出て来ますので否定はしませんが、多くの方はあまり成果の上がらない投資をすることになる可能性の方が高いです。
有名どころの成熟した大手企業の知名度に安心したり、何か問題が起こり乱高下している銘柄を短期で狙いに行くのではなく、本来の制度趣旨に沿った投資を行った方が成果は出やすいはずです。
もちろん現行制度の年間120万円という枠が資産全体からすれば取るに足らない額であるのか、それとも年間の投資総額以上にあたるのかで、その価値が相対的なものであることは認めなければなりませんが、短期の勝負でも利用されてしまっている現状を見ると少し制度設計が甘かったと言わざるを得ません。
個人的には危険な投機の実況もスリルがあって嫌いではないのですが、個人投資家に与える印象を考えるとつみたてNISA制度に一本化が望ましいように思います。
負担が少なくそれなりに結果の出る環境への誘導も、それこそ行動経済学が力を発揮するべきフィールドではないでしょうか。