大化けする「米国株」の復活力

2021/04/21

投資


勘の鋭い方は、本日のタイトルが好調な米国株を称賛する記事を引用しつつ、そういう記事が出回る時期は大抵一時的に天井にブチ当たることが多いという釣り記事ではないかと思われたかもしれませんが、ご名答です!

こういう相場が好調な時期には投資関連書籍も出回りますので、多分にもれず提灯記事も多く出てきます。

割と言わんとすることはどの書籍も悪くはないのですが、本当に投資家の利益のことを考えているのであれば、指摘するタイミングが一年遅いのではないでしょうか。

業者は投資家に高値掴みさせたところで、手数料やアドバイス・フィーがしっかりと取れればそれで良いというスタンスのところも多いのです。

同じ大化けする銘柄を掴むにしても、トレーディングスキルを極めて行くタイプと、徹底的な銘柄の分析によって価値を見出して行くタイプとでは、論拠も投資するタイミングも当然異なってきます。

即効性のあるアドバイスは短期的に役に立つかもしれませんが、廃れるのも割と一瞬だったりします。逆に永続的な価値を持つアドバイスというものは、効いてくるのに時間がかかることもあります。

ご自身の求めている投資が、どういった時間軸でどのような結果を求めているかによって必要とされるアドバイスも少し傾向が変わってくるはずです。

一般論としての右肩上がりの物語は、往々にして正しいことが多いですが、それはあくまで過去の話であり、その過去も切り取る期間を間違えれば悲惨な物語です。

手堅いとされるものでも「絶対」はありません。

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