パッシブはコスト、アクティブは成績で

2021/04/29

節約


当ブログでは指数連動のインデックス系の商品を推奨しており、実際に活用しておりますが、本当の意味でパッシブ運用に徹しているかと言われると全く出来ておりません。

ただ、そういう傍流的な指数連動商品の利用をしていても基本的な諸条件は全く同じであり、同じ指数に連動するインデックス系の商品であれば信託報酬等のコストは低い商品を選ぶべきです。

現在は米国に上場しているETFを購入するよりも、国内の投資信託の信託報酬の低下と分配金の内部での再投資の環境が良くなったり、東証上場のETFの二重課税の問題が解消されたりと人気のトレンドも少し変わって来ましたが、仮にDRIP制度が日本にも上陸した場合、またトレンドが変わってくるかもしれません。

これは投資をするその時点での最善を選ぶくらいしか方法がなく、新規の買付は時代のトレンドに合わせた方が良いですが、古い商品を切り替える場合利が乗っていると多額の税金を納めなければなりません。古い商品をそのまま保有していた方が残存者利益が残るケースも結構あり得ます。

パッシブ型の商品はコストのことを気にかけてさえいればそこまで大枠は外さない気がしますが、アクティブ型の商品や個別株ではこうは行きません。

やはりその場その場で適宜実績を判断しなくてはなりません。

個人的には、ETFとは異なり、つみたてNISA制度を利用するまで投信自体購入したことがなかったので、あまり意識したことはありませんでしたが、アクティブ型の商品の中にも中短期であれば実績を残せそうなキラリと光る商品がありますし、パッシブ型の商品を凌駕できそうなレベルのファンドマネージャーが運用しているものも稀ですが存在します。

ただ、やはりそれを見出すのが難しいので、基本的にはパッシブ型の商品がやはりおすすめですが、どんな分野でも頭一つ抜ける存在というものが出て来ます。

万馬券を当てに行くのか、レース全体を楽しみその恩恵を享受するのかは、運用の方針が大きく影響しますが、基本的には少数派に賭けた方が有利です。

投信の純資産総額ランキングなんかはまだまだアクティブ型が圧倒的に優勢ですので、パッシブ型を強く推奨できます。

この構図が変わりパッシブ型が幅を利かせるようになった際は、ご自身で運用されたりアクティブ型を活用した方が良い成績が取れる時代が来るかもしれません。

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