最近テスラのマスク氏は自身の発言でビットコインを弄んでいるようですが、絶大な影響力を誇るプレーヤーがいる市場で勝負するのはあまり得策ではありません。
圧倒的な価格決定権によって如何様にも市場価格を設定できるため、普通の参加者は非常に不利な展開を強いられます。
例外は自身がプライスメーカー側になるということですが、これはあまり現実的ではありません。
ふた昔前くらいであればまだ仕手筋なんかも存在していたのかもしれませんが、もはやそういうのが通用しない時代になってしまいました。
今でいえば超高速取引(HFT)なんかがその代用になっているのかもしれませんが、流行っているものはそのうち廃る運命です。
そもそも仮想通貨市場が不完全競争なのかは知りませんし、マスク氏は暗号資産の専門業者ではなく絶大な影響力を持った野次馬といった方が正しい気がします。
蛇足ですがインサイダー取引には本当に気をつけましょう。