マイケル・バーリ氏の勝ちパターン

2021/05/18

投資


映画にもなったマイケル・ルイス氏の小説『世紀の空売り』(映画版タイトルは『マネー・ショート華麗なる大逆転』)の主人公の一人として描かれたことでもおなじみの空売り投資家マイケル・バーリ氏がテスラ株のプットオプションを保有していたことが明らかになりました。

株式保有報告書「フォーム13F」の報告ですので3月末時点のものとなりますが、過熱気味の市場を虎視眈々狙っていた投資家は当然のように仕掛けていたんだなという印象です。

もちろん投資は全てが全て成功するわけではありませんので、試行錯誤を重ねた上で結果が伴うことの方が多いのだと思いますが、やはり投資のスタイルは投資家によって向き不向きがあるのだろうなと感じます。

自分の勝ちパターンというものがある投資家はやはり強いです。とはいえ多くの投資家がその域まで達することができず、また達することができても扱う資産額が増えすぎてパターンが通用しなくなったり、加齢による衰えとともに判断力が鈍っていったりと、自身を律し結果を出し続けることは非常に難しい世界です。

市場を出し抜くには他の投資家とは違う行動を取らなければなりませんが、その多くが市場平均を下回っているのを見ると決して簡単なことではありません。

自分の勝ちパターンは自分自身にしか分かりません。

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