英国人菅首相ブレーン「ケチな日本よ投資せよ」

2021/05/19

投資


元ゴールドマン・サックスのアナリストで、菅総理大臣のブレーンの一人として知られるデービッド・アトキンソン氏が、日本経済衰退の原因は日本企業が投資をしなくなったからだということを指摘しております。

デービッド・アトキンソン氏は、米国株投資をしている方には割と馴染みのある方かと思いますが、あの時代のソロモンを経てゴールドマンで日本のバブル崩壊後の不良債権問題を鋭く指摘していた方です。

その後、ユダヤ系カルチャーのゴールドマンで雇われアングロ・サクソンだったにも関わらずパートナーまで昇進するも、リーマン・ショック前にマネーゲームを達観して身を引かれたかなりのやり手です。(業界内での評価は諸説あります)

日本のインバウンド政策などは彼の著作を読むと非常に理解が進みます。日本の生産性の低さの原因は中小企業が多すぎるからという論調は、各所で反発も大きいものの的を射ている部分も多いです。

企業も個人も投資をしなければ将来の発展は望めません。一国を代表する株価指数が企業の設備投資と近い動きをするのは偶然ではないはずです。

何も上場企業への投資だけが株式投資ではありません。

このブログではあまり触れませんが未上場企業に投資していると、株主利益の最大化という株式会社の原則を蔑ろにしてきた日本社会のツケは本当に大きいと感じます。

たとえ日本企業がダメでも、日本人個人個人が真摯に投資に向き合うことができれば、少しはマシな未来が待っているかもしれません。

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