年金不安でつみたてNISA口座開設急増

2021/05/28

投資


自国の年金制度が信頼に足るものではないことは何とも悲しいことではありますが、それを自助で何とかしようとする若い世代が増えていることは非常に喜ばしいことであります。

「つみたてNISA」利用者拡大の中心になっているのは20~30代の若い世代で、つみたてNISA口座の開設者全体に占める30代以下の比率は、金融庁の最新データ(20年9月末時点)では44.3%。18年末(39.6%)から4.7ポイント増加したそうです。

長年投資を続けてきた方にとっては、年間の上限の40万円が少なく物足りなさを感じるかと思われますが、一般NISA枠120万円のロールオーバーを繰り返し活用したとしても、複利の恩恵を長期にわたって享受できる可能性が高いのは、つみたてNISAの方だったりします。

NISA制度が始まった2014年からずっとお世話になっており、当ブログでは2019年からつみたてNISAに切り替えましたが、幸いなことに市場が好調だったおかげで、一般NISAは今のところ全て含み益で課税口座に移行できております。

もちろん好調な相場が続くとは限りませんが、これだけ税制的に有利な制度もそうないので、若い世代ほど積極的に活用した方がより恩恵を受けることができそうです。

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