
こういった報道を目にするとそろそろ危ない気配も感じますが、ビットコイン等の暗号資産の暴騰の影響を受けて機関投資家やその顧客である富裕層からの引き合いが出てきているのは事実のようです。
パートナー社を通じてCMEのブロック取引でヘッジするということで、ビットコインを「通貨」としてではなく「コモディティ」としてトレーディングするようです。(詳しいことは知りません)
出典元によれば、ここからETNの組成や、米国でのETF化第一号となる可能性があるグレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)をヘッジファンドへの提供を模索しているそうです。
既に資産規模としては世界最大のコモディティETFであるSPDRゴールド・シェア【GLD】に次ぐ規模になっているので金額的には十分なのかもしれません。
好き嫌いは別にして、新しいことにチャレンジするという意味では価値のある動きかもしれませんが、ババを引くのは富裕層のみしてもらって、一般投資家層には被害が及ばないよう願うばかりです。
もちろん、ゴールドマンも勝算があって動いていることですので爆益をもたらすかもしれませんが、トレーディングは下手に仲介を挟むよりも自らの頭と手を動かした方が賢明です。
アクティブ投信やETFよりもパッシブ系の商品の方が扱いやすいのは、こういう部分は一緒なのかもしれません。
もし読者の中にゴールドマンからお声のかかっている資産家の方がいらっしゃいましたら、是非体験談の報告をお待ちしております。