投資アイデアの本質

2021/05/08

投資


シードアクセラレーターのパイオニア、Yコンビネーターの創設者ポール・グレアム氏のエッセイに非常に良い内容が掲載されておりました。

グレアム氏のエッセイはネット上で和訳されているものも多くありますが、特に『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』はシリコンバレーの企業文化を知る上では必読書だと思います。

普段出典元に利用しているニュース記事等も、もちろん参照はしておりますが、テクノロジー関係のニュースの本当のネタ元はHacker Newsだったりするので、若干ネタバラシな感じはしますが、やはり良いものは良いです。

斬新なアイデアほど、ほとんどの場合は受け入れられず、また上手くもいかず否定され、嫉妬や妬みによって足を引っぱられ、既得権益から攻撃の対象となり、アイデアを攻撃する側に回った方が賢く振る舞えるのです。

しかしながら、その斬新なアイデアが合理的でかつ提案者の専門性の延長上にあり、本人もありえないと感じながらも筋が通っている場合は、パラダイムシフトを起こす可能性があるのです。

投資のアイデアも同様で、到底周囲からは理解を得られないような斬新な発想の中に次の時代を切り開く新たな手法や分野が出現するのです。

当ブログは専門性の延長ではなく、本業の副産物として入ってきたネタを綴っているだけですので特に発展性はありませんが、個人投資家が飛躍するためのアイデアは、意外と本業の延長線上にヒントがあるのかもしれません。

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