設定日に記念買付を行い月間報告に利用しているSBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)ですが、バンガード社の日本ビジネスからの撤退に伴い、バンガードが保有する商標の継続利用が困難となったため名称が変更されることになりました。
6月15日からは「SBI・Vシリーズ」として、新たにSBI・VTIとSBI・VYMがSBI・VOOと同じスキームで商品ラインアップに加わります。（新商品は6月29日設定）
SBI証券と三井住友カードによるクレジットカード積立開始に伴い、この報告の終了を検討しておりましたが、名称の変更がちょうど良い区切りとなりました。
それでは最後のSBIVOOの月間報告です。
先月末時点では、＋273,420円、45.57％のプラスでしたので増えました。
（先月比：＋6,480円）
純資産額は1,905億→2,128億となりました。223億の増加です。先月よりも流入が穏やかでした。
SBIVOOが誕生して間もなくコロナショックに突入したため、山あり谷ありの展開でしたが、この期間も本当に素晴らしい結果を残してくれました。
歴史的な金融緩和の中での動きは、短期間にしては間違いなく出来過ぎな成績です。
とはいえ良い金融商品が当たり前に流通するようになり、その恩恵を個人投資家が手軽に受けられるようになり、本当に良い時代になりました。
「バンガード」ブランドが外れてしまうのは非常に残念ですが、名ばかりのブランドではなく、その精神を引き継いだ商品展開を期待したいですね。
本来であればこういった投信の新シリーズの解説は、あのブログの更新を心待ちにしておりましたが、今はただ時の流れを感じます…
