投資が増えなければ日本人は全員が平等に貧乏になる(週間報告2021/07/04)

2021/07/04

投信


7月に突入しましたが、今週も好調な市場が続きましたね。

NYダウは1.0%、S&P500指数は1.7%、ナスダック総合株価指数は1.9%の上昇となりました。

一方で先週跳ねていたラッセル2000指数は1.2%の反落となりました。

それでは今週の週間報告です。



全体で43.49%のプラスです。
先週末時点では、654,705円、42.23%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+91,400円)※7月分50,000円の買い付け分が含まれます。

好調を維持しておりますね。

報告に利用しているeMAXIS Slim米国株(S&P500)の純資産総額は5,000億円を超えました。

「貯蓄から投資へ」の流れは進んでいるようにも感じますが、現実はまだまだ預貯金が多く、投信も金融機関が回転売買に用いているアクティブ投信が幅を利かせております。

本日の出典元のように個人金融資産は一見すると個々人の問題のように見えますが、全体では国家的な問題です。

個人がリスクを取れる社会を作り出せなければ、一部の人が頑張ってリスクを引き受けたとしても、結果的には日本人全体で貧しくなっていってしまうのです。

もちろん抜け駆けのような運用手法もないわけではありませんが、自分だけが助かる険しい道を進むよりも、多数の人が報われるやさしい投資環境を醸成して行く方が建設的です。

出典元の執筆者の藤巻氏は、危機を煽りすぎたせいか前回の参院選で、維新の会の比例で落選してしまいましたが、議員に指摘されるまでもなく投資が少しでも身近な社会になって行くと良いですね。(余談ですが、藤巻氏の代わりに維新の比例で当選した柳ヶ瀬議員は、元をたどると蓮舫事務所出身の広告マンですので、金融はあまり詳しくないです)

目の前の現実は厳しくとも、前向きな気持ちで投資に臨みたいものです。

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