人生100年時代、投資の誤算

2021/07/03

節約


お金のことで悩まなくて済むというのは非常に恵まれた人生かもしれませんが、その一方で資産運用や投資手法で悩めるということはそれもまた贅沢な人生なのかもしれません。

人生100年時代、どこで大きなトラブルに巻き込まれるかわからないからこそ、備えがあると大変頼もしいのですが、その危機管理がかえって人生の足を引っ張ることになることだって当然起こり得ます。

投資の情報に関して、お金を増やす守るという部分においては、おおよそ見解が一致するのですが、その時間軸やお金の使い道に関する人生観の違いが多くの衝突を生み出しているように感じます。

早い段階での結果を求めるほどそれ相応のリスクを選好しますし、逆に長期的で安定した結果を望めば保守的な運用になります。

当ブログもどちらかというと煽るタイプのブログではありますが、読者にはリスクを取らせる方向ではなく含み損回避の方向に促します。

これは長期で市場に居残った方が結果的には資産形成に寄与する可能性が高いという立場だからです。

投資は資産を形成するための活動ですので、手数料や信託報酬だけではなく投資関連書籍やその他の情報商材なども全てコストになります。

もちろんそのコストに見合うだけの価値を提供してくれるものもありますが、効果がわからないものも多いです。

コストに対して納得の行くものにお金を支払うべきです。

梅棹忠夫氏の「情報産業論」では、情報の価値をお布施のようなものとして扱っております。

投資先だけではなく、コストにも価値を感じるものにお布施を支払いましょう。

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