ひろゆき「お金の知識より哲学が重要」

2021/07/13

投資


定期的に更新されている、書評で取り上げる気すら起こらない、ひろゆき氏の著作の宣伝記事ですが、お金に関する話題が取り上げられておりました。

今回は割と良いことが書いてあるようにも感じましたが、如何せんひろゆき氏はわざとなのか内容を浅く薄めに持って行きます。

そして、雑誌メディアのオンライン向けの記事なのに短い笑(当ブログも人のことを言えないくらい手抜き感がハンパないですが)

知識の民主化、コモディティ化の話は投資界隈では割と定番ですし、どちらかというと流行ったり廃ったりのサイクルの議論の方が好まれるような気がします。

また、資本主義社会の競争による犠牲者にならないために、競争ではなく人とは違う独自性の重要さを説いております。

自分の好奇心に従って生きた方が幸せになれるというのは同意しますが、「お金を稼ぐ経済や株の知識なんてあっても幸せにはなれない」という部分は、論点の必要十分条件をずらしているような感じがします。

確かにお金が全てでは決してないのですが、安定した生活ができない不幸を抱えている方の多くは、そのお金が原因なのです。

お金への必要以上の執着は幸せから遠ざかりそうな感じがします。その一方で、あまりに無頓着過ぎてもやはり良い結果は生まれないように思います。

何事も良い塩梅が必要だということでしょう。

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