守りながらハイリスク投資

2021/07/30

投資


出典元の記事タイトルにつられてみるスタイルはいつものことではありますが、これを狙っている投資家というのは意外に多いのではないでしょうか。

集中投資をしてみたり、レバレッジをかけてみたり、或いは暴落時に買い向かったりと手法は様々ですが、極端な賭け方さえしなければ意外と上手くいくことがあるのが投資の世界です。

他方、安全な道から逸れるため確率的には痛い目に合うケースもそれなりに覚悟しておく必要があります。

現在の日本国内からの投資環境を鑑みると、パッシブ運用に適した商品に資産が順調に流入し伸びてきておりますが、全体から見ると(特に米国と比べると)まだまだ小規模です。

これが示すところは、一般には多くの日本人投資家はインデックス投資をしていた方が得られるリターンが高くなる可能性が高いということです。

逆にパッシブ系の商品に人気が集中し過ぎてしまった場合は、(その頃には指数連動系の商品の妙味が減っていると思われるため)別の戦略を取ることも一考に価します。

ただ、日本の投資環境が整うまでまだまだ時間がかかることを考慮すると、ライトに投資をしたい層には、金融庁の主導する政策に乗っていくのがコスパ的には一番良さそうです。

何を守りながらどうハイリスク投資するかということがしっかりと自分の中で咀嚼することができている投資家には、そう難しい話ではないのかもしれませんが、実際に有言実行できるファンドや投資家が少ないことを思うと、言うは易く行うは難しの世界かもしれません。

QooQ