「老後」ではなく「今」を生きるための投資であれ

2021/07/09

投資


「老後2000万円問題」は資産運用の未経験者が投資を始めるきっかけとして非常に大きかったように思います。

そして、何かの間違いで当ブログにたどり着いてしまった方は、本来入手したかった情報とは全く異なる知識を手に入れていることでしょう。

もちろん老後を視野に入れたリスク回避策は非常に尊いですし、自助の精神あふれる行動力は非常に素晴らしいものだと思います。

しかし敢えて問いたい、本当にそれで良いのですか?

将来を見据えて動くことで輝かしい未来に繋がるかもしれませんし、いざというときの備えがちゃんと機能してくれることも期待できます。

ただ、単に投資に将来の「安心」だけを求めているのであれば、ここで立ち止まって少し考え直してみませんか。

「将来」を楽観視できることは非常に幸せなことですが、それ以上に「今」が充実していますか。

投資手法に工夫を凝らしたり市場の動向を追うことに生き甲斐を感じているのであれば、「本業」や趣味としての投資が出来ていて、それはそれで良いことだと思います。

投資で望んだ結果(パフォーマンス)を出すことも非常に重要ですが、手に入れた資産で成し遂げたいことや、打ち込みたいことはありますか。

職業人として本業に集中したい、家族や友人との時間を大切にしたい、無為に時を過ごすことに究極の幸せを感じるなど、人生観は様々だと思います。

しかしながら、それが来たる将来のために犠牲になっているのであれば、今すぐ考え直して「今」この瞬間から投資の恩恵を享受するべきです。

他の勉強熱心な投資家とは異なり、当ブログの経済や金融市場・投資の知識は所詮本業で得た情報の副産物に過ぎませんが、そのまま捨ててしまうのももったいないので、ちゃっかり就業中の「今」還元しております。

老後が安泰だと思える投資ができているのであれば、充実させるべきは「今」この瞬間です。

特に何もやることが思い浮かばない方は、勇気を出して全裸で「FIRE!」と叫びながら近所の交番の警官を挑発しに行ってみましょう!

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