押し目買いが限界に達したときは

2021/08/19

投資


割と市場全般を見渡せば好調を維持している地域やセクター・企業も多く見受けられる一方で、先般の中国の情勢不安等による影響でかなり厳しい展開に巻き込まれている方もいらっしゃるかと思います。

他が崩れていないのにも関わらず、ご自身が保有している銘柄だけ崩れていると絶好の押し目買いのチャンスが到来したという風に感じるのは誰しもが経験することではないでしょうか。

実際に想定通りの展開になり報われるケースもありますが、一般的には傷口をさらに広げダメージを受けてしまうケースの方が確率的にも心理的にも高い世界ですので、大変なことは確かですがそれを乗り切ることが出来れば、大幅なアウトパフォームも期待できます。

この辺りはチキンレースというか我慢強い方が勝つ世界ですので、許容度の範囲内でとしか言えないところがなんとも歯痒いですが、自分自身の限界を知るという意味においては非常に貴重な経験になります。

もちろん押し目買いなどせずに済む運用が理想なのは間違いありません。

フルインベストメントして凍死家状態になっているのが吉と出るケースもあります。

ただ、人生には偶然その瞬間に居合わせることができる幸運に恵まれることがあります。

仮に押し目買いが限界に達してしまい、チャンスの神様の前髪を掴むことができなかった際は、狙いを上半身から下半身に移し股間を掴みに行きましょう。

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