【朗報?】バフェット氏、売却した分買っていた

2021/08/18

投資


10日ほど前の週間報告で、バークシャーが自社株買いのペースを抑え株式を売り越している記事を引用しましたが、8月16日に米証券取引委員会(SEC)に提出された6月末時点の保有銘柄報告書(13F)によると、確かにそれなりの株式を売却していたようですが、新規で買い付けていた銘柄もあるようでキャッシュポジションの金額は維持したようです。

株高の影響で含み益が増えているためか見かけのキャッシュポジションの比率は低下しておりますが、ここ数年バークシャーはキャッシュの出動も引き上げもしないスタイルを貫いております。

出典元の日経の記事のようにタイトルで釣ろうか考えましたが、特に特筆すべきこともなかったため、いつも通りな感じになりました。

キャッシュポジションは全体の資産に対して余程の入金力がない限りは、相場が好調ですと特に強気でなくとも勝手に比率が減って行きますので、投資の上手い方は悩まれている方も多いかと思います。

バフェット氏の遺言の内容ではないですが、リスク資産と現金または政府短期証券等のキャッシュの比率が9:1くらいになるのが通常の局面では理想ですが、暴落中は気持ちフルインベストメント、逆に強気に振れているときはキャッシュポジションを2〜4割くらいと多めに、ピンポイントで暴落の買い場を待って狙いたい方は5割を超えたキャッシュポジションを積んでおくとパニック相場を楽しめるかもしれませんが、予想を外すとその分結構な機会損失を覚悟する必要があります。

まぁそうは言っても、真に本人のパフォーマンスを最大化してくれるのは、上記のような一般論ではなく、ビンビンと感じる相場のバイブとの相性と本人のノリです。

ビビっと来たらそれが恋なのです。

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