【立場逆転】ヘッジファンドが顧客を選ぶ時代に

2021/08/25

投資


コロナショックは本当に資金の流れを変えてしまったようです。

つい二年ほど前までは、パッシブファンド人気に押され顧客流出に悩まされていたアクティブファンドというかヘッジファンドが溢れており、店仕舞いする古参の凄腕投資家も多かったのがまるで嘘のように、新規の資金受け入れを拒否しなければならないほどに資金が流入しているとのことです。

ARK社のETFの例を出すまでもなく、コロナショック直後からの一年間の当たったアクティブファンドの成績は凄まじいものがあり、飛び付く顧客が多くいることは容易に想像できますが、その流れはまだ止まっていなさそうです。

ぶっちゃけてしまえば、コロナショック後こそインデックス系商品の活用など保守的な運用が持て囃されたものの、その後の株高の恩恵をモロに受ける投資家やアクティブファンドが目立つようになってからは、レバレッジ系の商品や小型株、テスラ等の革新的な技術に投資する銘柄に注目が集中するようになりました。

そういった分野を得意とするヘッジファンドは本当にウハウハだったと思いますし、まだ余韻に浸れているのだと思います。

ある程度の知識やリスクを覚悟の上でこういったところを活用するのはアリだと思いますが、流行りに流されて乗っかってしまうと撤退のタイミングを逸する可能性もあります。

市場に任せるのではなく少し尖った投資をする際は、相手に任せっきりにするのではなく自分自身の判断基準がより一層重要になるので、判断の決定権をファンドや投資先に奪われないように気をつけましょう。

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