
難しい話は抜きにして、素人でもプロでもリスクの読み違えをすることは、割と普通に起こることだと思います。
問題は読み違えることではなく、そこから軌道修正をしっかりと行えるかということに尽きます。
ラリー・サマーズ氏は重鎮ですが、高圧的なノリは相変わらずご健在のようです。
キャリア的には実務寄りのパウエル議長に対して、財務長官からハーバードの学長まで務めたサマーズ氏はアカデミズム寄りのマルチプレーヤーという印象ですが、性格のアレ具合も超一流で教授会の不信任で学長を引きずり降ろされたりしておりますので、能力もさることながら色々とお察しな感じです。
こういうキングオブパワハラみたいなのがトップにいた頃、この学内でザッカーバーグ氏らの手によってフェイスブックは産声を上げておりますので、色々とトラブっていた方が世の中動いたりするものなのかもしれません。
人は間違いを犯すものだからこそ、それを織り込み人のふり見て我がふりを直すことによって、より良い成果を得ることができるのだと思います。
他人の揚げ足を取るのではなく、良い面を見習ってそれを生かしていきたいものです。