
投資のための資金を用意するのは、資産運用において非常に重要なプロセスですが、韓国の若者世代では借金による資金調達が流行しているそうです。
超低金利時代の負の側面ここに極まれりといった感じもしますが、住宅価格高騰の抑え込みの失敗が更なる投機熱を生み出してしまっているのかもしれません。
良くも悪くも金利よりも高い投資リターンが続いている状況が続いておりますので、財テク的には正解なのかもしれませんが、中央銀行や政府当局は看過できないでしょう。
借金をうまく活用し大きく資産を伸ばす投資家も一定数いるのは事実です。ただ、良い借金ができなければマイナスサムゲームであることは説明するまでもないでしょう。
融資を受けられるのは投資家自身の信用の高さもさることながら、その金利以上のパフォーマンスを要求される高いハードルとなります。
個人投資家にとっての最大の武器である「時間」の制約も受けることになりますので、その代償を払ってでも借りる価値があるのかをしっかりと精査した上で活用してもらいたいものです。
そういう余計な忠告したところで、結局過剰な状態になるからこそ市場では大きな調整が繰り返されるのですが...