10年半弱で5倍になった円建て指数(週間報告2021/09/05)

2021/09/05

ETF 投信


今週は雇用統計の予想と結果に大きな乖離があり、主要三指数の方向性が分かれる一週間でしたね。

ダウ平均は0.2%下落した一方で、S&P500指数は0.6%、ナスダック総合株価指数は1.5%の上昇となりました。

また、小型株のラッセル2000指数は0.7%の上昇と比較的穏やかでした。

それでは今週の週間報告です。

全体で45.59%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,396,416円、損益額+745,917円、45.19%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+85,506円)※9月分50,000円の買い付け分が含まれます。

今週、当ブログの原点とも言える東証版SPYこと【1557】の基準価額がぴったり50,000円に到達しました。


2011年3月24日に10,000円からスタートしておりますので、この10年半弱で5倍になりました。

超テキトーで通している当ブログですら安易に結果が出ているのは、間違いなくS&P500指数のこの10年間の強さのおかげです。

その一方で、この10年半弱の期間を10年ほどスライドさせてみると、S&P500指数のまた別の側面も見えてきます。

2001年3月23日のS&P500指数は1139.83、ドル円は122.64円で、仮想【1557】の評価額を算出してみると、1139×122÷10=13,895と、13,900円ほどでした。

それに対し、2011年9月5日の【1557】の評価額は終値で8,950円。(当日のS&P500指数は1180.88、ドル円は76.76円でしたので、概算で1180×76÷10=8,968と、8,950円にほぼ近似)

5倍どころか約0.64倍、35%以上のドローダウンとなっていたのです。

為替の影響があるとはいえ、切り取る期間が10年違えば全く異なる光景がそこにはありました。

当ブログも含め、切り取られた投資結果には常に注意が必要です。

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