
よく投資をお勧めする記事に投資の初心者という言葉を見かけますが、一体どの辺りのことを指しているのでしょうか。
この辺りは発信元によって考え方が異なりますので、非常に広く捉えていることもあれば本当に駆け出しの方のみを対象にしていることもあります。
そんなことを言っていると、答えがないような話になってしまいそうですが、初心者という括りではありませんが法律レベルではちゃんと決まりがあったりします。
金融商品取引法では顧客を「特定投資家(プロ)」と「一般投資家(アマ)」に明確に区分しているのです。
詳細は条文や証券会社のホームページ等の説明に譲りますが、特定投資家になるには最低でも3億円必要です。
なお適格機関投資家の要件は10億円からですので、この辺りが保有資産額の一つの目安となります。(なお個人で届出をすると氏名も公表されます)
あくまで法律上の数字になりますので、この資産額より少なくてもプロ以上のパフォーマンスを叩き出す方もいらっしゃいますし、これ以上の規模で資産運用していても溶かす方もいらっしゃいます。
ただ、客観的に認められるにはこれくらいの金額は最低限必要ということですね。
筆下ろし企画なのに真珠が入っているような奴がいたら、そいつは素人の皮を被ったプロです。