選挙相場で跳ね上がる株式に死角はないか

2021/09/07

投資


米国株がもたついている間に、出遅れていた日本株がすごい勢いで跳ね上がって行くという逆転現象は、時たま発生する印象です。

割と安定して上昇して行く米国株に対して、なかなか上がらず下がるときは勢いよく下がるという印象を持たれている日本株ですが、アベノミクス以降は意外と悪くないパフォーマンスが続いておりました。

ただ、コロナショック後の回復とその後も最高値更新を重ねる外国の株価指数と比較すると、日経平均は一時的に3万を超えたものの、その後は低迷している印象でした。

アベノミクス初期の頃や、前回2017年の衆議院の解散総選挙のときも凄まじい跳ね方をしておりましたが、日本株は本当に政治イベントで大きく動きますね。

もちろん米国株も政治に左右されることはままありますが、どちらの政権になっても株式(指数)の上昇は政権にとって重要な課題ですので、直近でいえばバイデン政権だろうと、トランプ政権だろうと上がって行きます。

もちろん企業の業績あってこその株価ではありますが、企業を取り巻く環境や後押してくれる政府や中央銀行は非常に重要な要素です。

こう言った変数に影響されない投資が本来的には望ましいですが、イベント毎に変わり行く投資環境の恩恵を受けられる投資ができると、投資の満足度は高まるかも知れません。

個人的には一時的な満足を追求するよりも、長期的にみてプラスになる方をお勧めしますが。

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