
今週は株価の動きもさることながら、ドル円やビットコイン等為替の動きに注目の集まる一週間となりましたね。
株価の方も順調で、ダウ平均は1.6%、S&P500指数は1.8%、ナスダック総合指数は2.2%の上昇となりました。
それでは今週の週間報告です。
全体で46.83%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,499,231円、損益額+748,731円、42.77%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+70,948円)
マネックスの松本大氏の新著の宣伝記事によると、米国の強みは単なる人口増ではなく世界中から人材を集めて来られる力や、イノベーションを後押しするための規制のかけ方うまさの相乗効果とのことです。
この記事を読んだとき、米国のとある州のことを思い出しました。
様々な選択肢がある中でなぜ選ばれるかという問いに対して、決して特別なことをしているわけではないのですが、複合的な要因から多くの米国企業やグローバル企業が米国法人をデラウェア州に設立するということです。
米国で会社法を専攻する際には避けては通れないのが、デラウェア州会社法です。
授権法であることや陪審員審理がないことなど特徴的な部分もありますが、判例の蓄積や法曹関係者の多さ、そして州務長官のレベルなど様々な要素が相乗的に作用し、米国の企業法務を支えております。
もちろん他にも魅力的な会社法の州もあるのですが、デファクトスタンダードを取っていることの強さを感じることが多いです。
世界の株式市場において米国は、会社法におけるデラウェア州的な要素を非常に感じます。
もちろんそれが必ずしもパフォーマンスを保証するわけではありませんが、避けては通れない分野であるといったところではないでしょうか。