中国だけではない住宅バブルリスク

2021/10/14

投資


中国での不動産バブルばかりが注目されますが、新型コロナを受けて広い居住空間への需要が世界的に盛り上がり欧州でも住宅バブルが懸念されているそうです。

UBSのグローバル不動産バブル指数によると、フランクフルトやトロントが非常に危険とのことです。

東京も一番ヤバいグループではありませんが、かなり危険なグループの上位にあるようです。

その一方で高インフレが心配されている米国の都市はそこまで順位は高くないようです。

サブプライム危機の際の震源地だったこともあり、まだその頃の影響が残っていると捉えるべきか、米国は国内に他に魅力的なアセットも多く単に過熱していないだけなのかは分かりませんが、割高になっている地域はどこか(相対的には中国が引き金を引く可能性が高い気がします)が崩れれば纏めて崩壊して行く可能性があることは意識しておいた方が良い気がします。

意外と米国はバブっていないというのが意外でしたが、どの分野でも割高な資産はお得ではありません。

不動産は自身が住むのと投資目的では見方が異なるかも知れませんが、お得に手に入れられるのは大抵不況の時です。

株式以上に敷居が高いですが、必要に迫られていなければ待つことがチャンスにつながるかもしれません。

そうは言っても聡明な投資家の皆様におかれましては、結局株式が主軸で不動産はREITで済ませているのかもしれませんが...

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