今週も決算相場の中、個々の銘柄においては明暗が分かれましたが全体での伸びは一服し、発表された経済指標からインフレを懸念する声が多く聞かれた一週間でしたね。
ダウ平均は0.6%、S&P500指数は0.3%、ナスダック総合指数は0.7%と全て下落した週となりました。
それでは今週の週間報告です。
全体で52.90%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,758,994円、損益額+958,494円、53.23%のプラスでしたので減りました。
(先週比:-5,960円)
老後生活資金2000万円問題を受けて資産運用が脚光を浴びるようになりましたが、今の現役世代はそれでは足りず「3000万円超必要」という試算もあるそうです。
執筆者である野口悠紀雄氏は「超」整理法や勉強法等のベストセラーを執筆された大蔵省出身の学者ですが、入省同期の野田毅氏は自民党税調の重鎮として知られておりましたが先日の選挙で散りました。
この方にもそろそろ退場いただいた方が良い気もしますが、インフレで現金の価値が下がれば、必要となる資産の目安は当然引き上げられて行きます。
とは言えそういうことを仰るのであれば、現役の官僚時代や学者になって以降も有識者として何かしておけよと言いたくなりますが、現実は一個人の力ではどうすることもできなかったのかもしれません。
読者の方に老後資産に警鐘を鳴らすのは構いませんが、では「どう解決するのか」の部分が足りていないのです。
不安を煽るのであればそれにどう対峙するのか、そこまで示してこそ建設的な議論ではないでしょうか。
当ブログの読者層にとっては2000万も3000万も些細な金額の誤差かもしれませんが、自分だけが助かれば良いという発想は投資家としては貧弱です。
せっかく投資をするのであれば、もっと大きな視野で臨みたいものです。