投資は数少ない「明日から本気出す」で良い分野

2021/11/04

節約


投資を極めれば大きな可能性を掴むことができるかもしれませんが、その多くは事業家や経営者としてのキャリアを歩むことになります。

株式は資金調達の手段の一つに過ぎないのかもしれませんが、その企業の価値を示す上では非常に重要な指標となります。

その価値を認め将来に賭けるのが本来の株式投資のあるべき姿なのかもしれませんが、資産形成期の投資家にとっては正直ちゃんと増えさえすればどれでも良いのかもしれません。

もちろん本質的な企業や事業の価値を見極める慧眼を養い、名伯楽となれるのであれば、投資は非常に楽しいものになるでしょう。

ただ、その域に達する投資家は非常に少ないからこそプロの世界でもバークシャーやブリッジウォーターのような組織はなかなか出てこないですし、一時的には勢いがあっても全盛期を過ぎると物の見事に散って行くのです。

ある程度真っ当な投資方針が固まったら、その後は適当に流しているくらいでもしっかりと結果が出る程に市場の競争は激しいです。

自らが本気を出さずとも、本気で挑んでいる環境を利用すれば、ベストは無理ですがベターな結果は割と容易に手に入ります。

問題はそれで妥協できるかですが、見せかけのやる気でも相場が良ければ報われてしまうのが投資です。

投資の極意?は他力本願ということで非常に浄土教的です。

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