本日の出典元の記事は既に目を通された方も多いかと思われますが、当ブログの読者層とはある種対極にある発想が凝縮されておりました。
全ての方が投資家目線というわけではないので、iDeCoやNISA制度を上手く使いこなせない可能性があるのも事実ですし、年末調整や確定申告で躓く方もいれば、NISA枠で損切りをしなければならない可能性もゼロではありません。
ただ一つ言えることは、新しい武器を手にした時にそれを使いこなそうという意思がなければ人間は進歩しないのです。
幸いにも、当ブログで過去に公開した一般NISAのポジションとつみたてNISAの週間報告は結果的に出来過ぎなレベルで今現在含み益ですので、使い方を間違えなければ非常に有用な制度です。(もちろん開始時期によって多少の運不運はあります)
iDeCoに関しては所属先の導入が遅かったことと、一寸先は闇の世界(急に海外に飛ばされたり、スキャンダルに巻き込まれ消...)で生きているため利用できておりませんが、サラリーマンだけではなく経営者・個人事業主にもメリットがある制度です。
iDeCoもNISAも上手く活用できないケースというのは、詰まる所リスク許容度の見込みのミスであることが多く、制度の瑕疵ではないはずです。
無知を棚に上げて危険性ばかりを強調し、それで救われる資産もあるのかもしれませんが、そのリスク回避志向こそが長期にわたる日本経済停滞の諸悪の根源ではないでしょうか。
著者にとっては今の日本経済が将来世代に託したい姿なのかもしれませんが、この点に関しては当ブログとは真っ向から対立します。
あまり世代間対立的な書き方はしたくありませんが、高齢世代の安心のために将来世代の投資機会や未来を奪うことは許されません。