短期投資=早漏、長期投資=巨根(週間報告2021/12/19)

2021/12/19

投信


今週はFOMCを無事通過したかに思えましたが、その後週末に向けて調整しましたね。

ダウ平均は1.7%、S&P500指数は1.9%、ナスダック総合指数は2.9%の下落となりました。

小型株も下落しましたが銘柄ごとに影響はまちまちで、ラッセル2000指数は1.7%の下落となりました。

それでは今週の週間報告です。
全体で51.91%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,799,917円、損益額+949,417円、51.31%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+11,236円)

毎度のことながら投信は金曜のNY時間の影響の反映が週明けのため、形の上では上昇しております。

出典元のバフェット氏の論調は、米国株投資家であれば多くの方が知っている話かもしれませんが、総論では正しくとも各論では報われないケースが出てきます。

投資関連の話題ではピエロと化している荻原博子氏のインタビュー記事は、極端な事例にフォーカスすることで、アクセス数や関心を集めているように思います。
萩原氏が長期投資を推奨せず短期での投資を推奨するのは、投資家であった父親からの影響とのことですが、世代的な問題もあるかと思いますが投資家というよりも相場師、今風に言えば投機のセンスがあった方の影響を大きく受けている印象を受けました。

時代が違うと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、短期投資が中心の市場で潤うのは多くの場合投資家ではなく金融機関です。

トレードセンス(短小早漏回数勝負)で積み上げる富もありますが、現代社会の要請は長期投資文化(巨根)の育成です。

大恐慌の翌年生まれのバフェット氏のようにタイミング的な運の良さの要素も全くないわけではありませんが、短期よりも長期の視点の方が重要です。

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