「資本主義の本質」商法

2022/01/15

投資


投資家界隈で最近流行っている岸田政権の「新しい資本主義」叩きですが、経済評論家の山崎元氏がコラムにて「新自由主義からの脱却」がピント外れであると指摘しておりました。

「新しい資本主義実現会議」の有識者は一応リンクを貼っておきますが、メンツを見ればどういう方向性になるかは大体想像が付くのではないでしょうか。

資産運用に関する部分の担当は恐らくコモンズなあの人でしょう。ご本人はそういう意識もなく、またそう育てられた訳ではないでしょうが、見事に先祖が七光ってます。

資本主義や新自由主義といった壮大なテーマは、大風呂敷を広げて適当なことを言って、それで学者や有識者、評論家を食わせて行くためのナマポというのが本質です。

出典元で批判している「四半期単位の情報開示を止めることを検討する」というくだりは、バフェット氏など長期志向の経営者の意向を反映したものですが、それを叩いて飯を食っている経済評論家には都合の悪い文脈です。

「馬鹿なことを言っていないでちゃんと仕事をしなさい」と突っ込まず、生温かく見守ってあげましょう。

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