インターネットに限らない話かもしれませんが、GAFA本の批評記事に「インターネットの平等性が、逆説的に格差を拡大している」と指摘する見解が掲載されておりました。
学ぶ意欲があればいくらでも情報を集められる時代、誰にでも平等にチャンスを提供されているにも関わらず、実際はリテラシーの高い人でなければ良い情報を得られず、その結果として富はますますごく一部の人に偏在化していきます。
投資に関する情報も、玉石混交の中で自らに適応したものを選び取る力が求められております。
たまたま読んでいたサイトの情報やブログ記事が大当たりだったということもあるかもしれませんが、現実は全くそんなことはなく、その人の文化資本のレベルによってたどり着くことができただけにすぎません。
格差が社会の活力を損なっているのが明らかなのであれば、その格差にどう向き合い行動すべきなのか、そして実践し結果で示す。
それこそが、格差を拡大させる側に回った当ブログの読者層に課された責務です。