年初からの下落の影響もあり、バブル論者の意見もなんとなくのレベルではありますが、声が大きく聞こえるようになってきました。
コロナショック以前から聞かれる声もありますが、コロナショック後に発生したバブルを危惧している声もあるため、どの指摘が本当に的確なのかは定かではありませんが、当たっている感が出ていれば良いのでしょう。(もっとも出典元の著者は「すべての価格はバブル」論者ですので、その点を考慮に入れる必要があるかと思われますが)
まぁ当てたところで、バブル自体を防ぐことができるわけではありませんので、個人で逃げ切り逆にチャンスに変える人はいても社会全体には悪い影響がもたらされるわけです。
一握りの上手な投資家が潤えばそれで良いのかと問われると、そうではない社会を作ろうとしているのが国家や良識的な市場関係者のコンセンサスではありますが、現実に恩恵を享受できている人の割合というのはまだまだ多いとは言えない状況です。
昔よりもはるかに良い環境が整えられているのは間違いありませんが、その良い環境を使いこなせるかどうかは、属人的な問題であり科学の進歩とは異なり人間は必ずしも進歩しているとは限りません。
当ブログのように下半身は進化を遂げても脳みそが退化している方も世の中には沢山いるのです。
バブルと聞いて市場や経済のことを考えているのは野暮であり、泡風呂でシャンパン片手に宇沢弘文を読みながらギャルを侍っていたら、実は自分自身がギャルだったことに気がつくのがバブル投資家としての目覚めの瞬間です。