一昨年に大ヒットしたアーク社のETFですが、最近の相場とはイマイチ相性が良くないようです。
大当たりした翌年である昨年はなかなか厳しいパフォーマンスだったようですが、今年の年初も厳しい出だしのようです。
個人投資家とは異なり、プロの世界では地合いが悪くても全て清算しておくみたいな大胆な手法が取れないため、苦しい状況が続きますね。
その一方で、11月に登場したタトル・キャピタル・マネジメントが手がけるアーク社のアーク・イノベーションETF【ARKK】のインバース商品【SARK】は逆に順調な滑り出しのようです。
この手のインバース系の商品は、本来ならヘッジに使うものですが、アーク社がこのまま沈んで行くことに賭けるのであれば、かつてのVIXインバース戦略のようなリターンを享受できるかもしれません。
ただ、NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN【2049】は、2018年に即死条項が発動し早期償還したように、リアル紙くずリスクがありますので、火遊びはご自身の判断で行いましょう。