予想どおりに不合理(週間報告2022/03/27完)

2022/03/27

投信


先週に引き続き市場は上昇基調でしたね。

ダウ平均は0.3%の上昇とほぼ横ばいでしたが、S&P500指数は1.8%、ナスダック総合株価指数は2.0%の上昇となりました。

その一方で小型株のラッセル2000指数は0.4%の下落となりました。

それでは最後の週間報告です。
全体で54.24%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,927,620円、損益額+927,120円、46.34%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+157,969円)

有終の美とまでは言いませんが、2週間ほど前まで38.44%のプラスでしたので、大きく戻してきましたね。

名著『予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』でお馴染みの行動経済学者ダン・アリエリー氏のインタビューがバロンズに掲載されておりました。

従業員のモチベーションと株式市場のパフォーマンスとの相関関係を研究した結果に基づき、従業員が「感謝されている」と感じている企業に投資する 
Harbor Corporate Culture Leaders ETF【HAPY】という、なんともエモいETFを設定したそうです。

人は合理的ではないからこそ、こういった商品設計にもチャンスがあるのだと思う一方、ありふれた株式指数でもそれなりの結果が出るというのは当ブログの読者の皆様は身を以て体感していることと思います。

このクレジットカード積立の結果をアウトパフォームしている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ちょっと気を抜けば簡単に抜き去られそうな程に伸びて行ってくれるのがベンチマークの強さでもあり恐ろしさでもあります。

それでも市場の不合理さの隙を突いて上昇して行く読者の皆様に期待を込めつつ、すっかり役割を終えた当週間報告の最終回とさせていただきます。

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