
様々な事情に加え色々とポジショントークが混じる世界ですので、どの程度真に受けるかは人それぞれですが、ブラックロック【BLK】のラリー・フィンクCEOは24日、株主向けの手紙で「グローバリゼーションに終止符を打った」と明記しました。
大手資産運用会社はグローバリゼーションの恩恵を最も受けて来た企業の一つであることは間違いありません。
当ブログの読者の多くはブラックロックを始めバンガードやステート・ストリートの商品を保有している方が多いのではないでしょうか。
iSharesブランドをバークレイズ時代から語る方は古参の部類だと思われますが、リーマン・ショックを経て業界の雄となった企業は次を模索しているようです。
元はブラックストーン【BX】の一部門だったのは今は昔で、ブラックストーンはS&P500指数から除外されてしまいましたが、ブラックロックは健在です。
個人的には如何なる企業であったとしても金融機関や保険会社を肥やすのは好きではありませんが、せめてもその企業のトップがまともであって欲しいと願うばかりです。
現実はそうではないからこそ金融危機が訪れるのですが...