日本企業や日本の消費者の我慢比べの強さというものは並大抵なものではなく、それが結果として、低インフレ低成長な社会を作り出してきました。
その忍耐力を投資の世界に振り向けてくれていればまた違った未来が待っていたのかもしれませんが、残念ながらバンガード社のような企業は米国で誕生してしまい、日本がこの手のジャンルのパイオニアの地位は確立できませんでした。
インフレを回避し続けて来られた日本の消費者は恵まれていたのかもしれません。
出典元の記事では食品のスタグフレーションの話題が取り上げられておりますが、ミニということで駄菓子なんかを取り上げてみると、昔のうまい棒ってもっとサイズが大きくありませんでしたか?
現代を生きる子供たちは小さくなったうまい棒を10円ではなく12円で買っているのです。
もしかすると最近の子供はボリュームディスカウントで安く買い入れているかもしれませんが、大人が大人買いをできなくなったのは大人のお小遣いが減少してきているからかもしれません。
お菓子のオマケのおもちゃなんかも昔に比べると値が張るようになりました。
子供のおもちゃも小さくなってしまっているかもしれませんが、大人のおもちゃは小さいと満足できないかもしれません。