米国の金融業界の顔といっても過言ではないJPモルガン【JPM】のジェイミー・ダイモンＣＥＯが提案していた報酬パッケージが株主総会で否決されました。
ザマァ！という声が聞こえてきそうですが、成果を出している者に対するインセンティブは重要です。
今年に入ってから軟調な展開の銘柄も多いですが、金融株も御多分にもれずの展開のようです。
その中でもJPモルガンは23％の下落とウォール街の金融機関の中では最悪の結果とのこと。
当ブログは金融屋は何だって容赦無く叩きますが、あのモルガン家の名を冠する米国金融業界の本流企業がこの体たらくでは、かつては世界で最も尊敬される金融機関の代名詞だったとされていたのがまるで嘘のようです。（おそらく嘘だったのでしょう）
職業に貴賎はありませんが、宗教が強かった時代に忌み嫌われる職業として扱われていた金融屋は、カネの力でイメージまで買収してきました。
モルガンに限らず、バークシャーやバンガードだって同じ穴の狢です。
投資家はそのことを決して忘れてはいけません。
