イージーマネー終了

2022/05/02

 

濡れ手に粟という慣用表現が相応しい相場が長らく続いておりましたが、先進国の中央銀行はとうとうパンチボウルを引き揚げるようです。


コロナ禍で実体経済が死にかねない状況の中、お金をジャブジャブにしたおかげで最悪の事態は避けられたという認識で良いかと思われますが、その副作用として発生した資産バブルは責任を持って潰さなければなりません。


美味しい思いをしたらどこかでそのしわ寄せがやってくるものです。


本来必要とされるべきところにお金が行き渡らず、無駄に投資している連中に余計にお金が渡ってしまった疑惑がある中、やはり削りに行くべきは過剰なリスクテイカーでしょう。


イージーな相場に慣れすぎてしまうと潮が引いたときに思わぬポロリが発生します。


この界隈には敢えて見せに行く全裸中年も潜んでおりますので、資産防衛以上にそちらの方に注意が必要です。

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