リセッションに備えた現金(キャッシュポジション)とインフレ対策としての株式に資金が流入しているそうです。
債券からの資金流出は再開とのことですので、安定した利回りよりもインフレ率の方が高いと資金は離れ、現物ではなくETF等で保有している方は含み損に突入したりで長期保有の意思が揺らぐ難しい局面かもしれません。
金(ゴールド)は比較的順調のようにも見えますが、円建ての場合為替の浮き沈みの影響をもろに受けておりますし、原油先物はコロナショック後にマイナスに振れたのがまるで嘘のように高騰し、政治家はガソリン高対策の政治パフォーマンスに踏み切る始末。
安全にというと、結局現金と株になってしまっているようです。
日本国内の場合、その比較的安全な株式にすら資金が流入せず、現金に縋っているのが問題になっておりますが、実は株式に流入しているのは主に米国の大型株であって、欧州株や新興国株、そして日本株は流出側です。
米国の報道機関のプロパガンダにも注意は必要です。