伝統のアセットアロケーションである「株式60%/債券40%ポートフォリオ」が不調とのことです。
四半期ごとの成績だとリーマンショックやコロナショックよりも悪いそうです。
切り取られ方の問題もあるにせよ、株式市場の下落局面の際に機能すると期待されていた債券によるヘッジの部分が期待通りの結果にはならなかったというのが大きいのだと思われます。
債券のヘッジ能力の問題に対しては、ヘッジファンドや投資銀行サイドに立つのか或いは商業銀行や運用会社サイドに立つのかで論調も異なりますが、ポジショントーク以上に自らのポートフォリオを省みた方が良い話ではないでしょうか。
資産配分やリバランスに関して、堅苦しいことを言ったところで結果というリターンで示さなければ説得力がないのが運用の世界です。
配分のバランスに関しては、ドットコムバブルの頃の傑作と言われる作品がありますので、SPDRマンではなくセンターマンを参照しましょう。