3メガバンク米国債で大火傷

2022/06/28

 

JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOが「ハリケーンが来る」と警鐘を鳴らしておりましたが、米国の銀行業界にとどまるはずもなく日本のメガバンクにも直撃していたようです。


3メガバンクの外国債券含み損は3月時点で1兆7000億円を超え、売却損も出た模様。


株式での含み益が6兆4000億円程度あるそうですので、ポートフォリオ全体での健全性は保たれているようですが、金利の上昇による債券価格の急低下は大手機関投資家にとって脅威です。


当たり前ですが預かり資産が大きすぎるため、株式100%みたいな運用はできませんのでこういうことになるのだと思いますが、運用額が大きくなるにつれて尖ったリターンは狙いづらくなります。


プロとして資産運用する醍醐味というのももちろんあると思いますが、趣味として投資をする場合は、NRIの資産家の区分を見るに数億円程度くらいがちょうど良い頃合いなのでしょうか。


何兆円世界になって来ると、ストレスで髪の毛の色素が吹っ飛んでしまったり髪の毛ごと持って行かれた金融関係者を仕事の関係で垣間見てしまった身として思うのは、世の中程々が一番なのかもしれません。

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