バフェット銘柄としてのBYD

2022/07/22

 

中国のEV最大手BYD株はバフェット銘柄としてお馴染みですが、バークシャーの取引と思わしき動きに呼応し市場では憶測による取引があったようです。


そのBYDも日本市場でEVの乗用車の販売に参入するそうです。


テスラの時もそうでしたが、日本市場への影響は気になりますね。


テスラを公用車として導入した前市川市長は叩かれた挙句落選しましたが(テスラだけではなくシャワー室とかも増設してましたね)、BYDの車両は実は結構日本の税金で購入されていたりします。


乗用車の販売はこれからですが、既にEVバス等は日本国内で販売されており、ゼロカーボンシティを意識した自治体で国や外郭団体の補助金を利用してBYD製のバスが導入されております。


総合商社株の際もそうでしたが、バークシャーには日本の美味しい補助金絡みの案件の出口を的確に押さえる担当者がいるのではないかと思うほどに、官需の取り込み方が巧みです。


バークシャーほどの規模になればある程度「政商」的な動きになるのは致し方ないのかもしれませんが、その雰囲気を感じさせない取引をしているところに投資会社としての巧みさと狡猾さを感じます。


もしかしたら近々手放すかもしれない銘柄ですので、過度に取り上げるほどの話ではないかもしれません。


良い銘柄に国籍は関係ありませんが、いざという時の逃げ足も重要です。ところでサハリン1・2はどうなって行くのでしょうか。

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